ヘヴィメタル

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ヘヴィメタル

ヘヴィメタル(Heavy Metal)は音楽のジャンルの一つで、厚いギターの壁と重いドラムビートが特徴のロックミュージック。基本的な俗称はメタル。1970年代後半から1980年代はじめにかけて現れたロックのスタイルで、ハードロックの延長にある。両者を並べてHR/HMと表現することもあるようにその境界線は曖昧である。ただし、現在のヘヴィメタルは、1970年代のハードロックの音とはかけ離れたものになっている。

メンバー構成は、ロック一般に見られるものとあまり変わらない。ギター、ボーカル、ベース、ドラムを主軸にたまにキーボードが加わる。ただし、ヘヴィメタルバンドにはギタリストが二人いる事が少なくない。また、多くの場合、重いディストーションをかけたギターとバスドラムを二つ用意したドラムセットが使われている。ギターはリズムギターとリードギターに分かれている場合と、二人が同じリフを弾いて重さを増している場合の二つがある。リフはパワーコードを主体とし、ベースはリズムギターのユニゾンを弾いている事が多い。

ヘヴィメタルでは、ギターソロが重視される場合が多く、多くのバンドが曲中に必ずギターソロを入れる。特にギタリストが二人いる場合は、二人が交互にギターソロを弾く事がある。また、ドラムソロやベースソロも行われることも多く、歌よりも演奏で魅せるような曲も多い。

通例のポピュラー音楽のテンポが概ね 80-130bpmであるのに比して、80-200bpm以上と総じて速いテンポの曲または曲の一部を許容する傾向を持つ。そのサウンドの印象として「重低音」という表現がよく用いられるが、ヘヴィメタルも含めてロックに於いて演奏される一番低い周波数はせいぜい100Hz止まりで「低中音(中音域の低い領域)」または単に「低音」と呼ぶ音響学の常識とは懸け離れている、「あくまで感覚的表現」である点には留意する必要がある。

ただし、ヘヴィメタルでは、低音が重要視されるのも事実であり、ギター、ベースをチューニングを下げて通常より低い音が出せるようにしたり、アタックの強いバスドラムを左右の足で継続的に踏みつづけるなどの特徴が見られる。

音楽機材の進化と多様化に多大な影響を与えたと言われる。世間的には派手なファッションでとにかくうるさい音楽、といったイメージで捉えられたが、間違いとは言いきれないものの、一部のものが誇張されたきらいがある。悪魔崇拝を公言するバンドもあるが、ファッションやアルバム&曲のコンセプトなどのイメージ面に於いてオカルトのモチーフ(逆十字、逆ペンタグラム、666など)を借用しているだけのバンドもあり、必ずしも実際にそのバンドが悪魔を崇拝しているとは限らない。


ヘヴィメタルは比較的古くから、アリーナ向けの商業ロックとアンダーグラウンドにシーンが分かれていて、また時代が下るごとにシーンも細分化が進んできた。シーンの分化はすなわち音楽性の多様性を生み出し、そのため様々なサブジャンルを内包している。ヘヴィメタルのサブジャンル参照。

ヘヴィメタル. (2007, 9月 1). Wikipedia, . Retrieved 06:20, 9月 20, 2007 from http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E3%83%98%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%A1%E3%82%BF%E3%83%AB&oldid=14580042.