は行(は・ひ・ふ・へ・ほ) < ジャンル一覧
ハード・ハウス(hard house)とは1990年代にアメリカ合衆国で誕生したハウスのジャンルの一つである。
ハード・ハウスは、当初はそれまでのハウス(シカゴ・ハウスを中心としたもの)よりもテンポが速く(130bpm以上)、トライバルなベーストラックとシンセサイザーを多用したメロディラインが主な特徴であった。現在では、通常のハウスよりも速めのテンポ(130bpm〜140bpm程度)、バスドラム音のカットや無音部分を作るブレイクの多用、ブレイク前におけるスネアドラムの細かな連打(ドラムロールに近い)の多用などが主な特徴で、このような特徴に合致するハウスミュージックの総称として「ハード・ハウス」という言葉が使われることが多い。
ハード・ハウスは、数々の付随的な音楽ジャンルを発生させたことも特筆すべきであろう。主な音楽ジャンルに140bpm以上のテンポと明るいメロディラインを特徴とし、ロンドンの人気パーティ『TRADE』、そのTRADEでレジデントDJを勤めていたトニー・デ・ヴィット、及びダズ・サウンド、マルコム・ダフィー等が推進したワープ・ハウス、ハードコア・テクノの隆盛やレイヴ・カルチャーに対するカウンタームーヴとして発生し、グルーヴ感やダブ感を強調したプログレッシブ・ハウスを筆頭に、イタロ・ハウスを意識した歌謡曲的なメロディラインのハンド・バッグと融合したハード・バッグ、トランスの特徴を取り入れて、テンポをさらに加速させたニュー・エナジー(NuNRG、NRG)などが上げられる。
このうち、ワープ・ハウスはUKハード・ハウスと称されることが非常に多い。これは、当時のアメリカ・ニューヨークを中心とした従来のハード・ハウスがトライバルな方向性を特徴としていたのに対し、よりハードでかつアップリフティングな方向性を志向していたため、従来のものとの差別化・差異化を図る目的があったものと思われる。
近接するジャンルにディープ・ハウス、フィルター・ハウスなどがあるが、ハード・ハウスとの関連性には諸説がある。さらに近年はテクノとの接近から数多くの音楽ジャンルが発生しており、細分化の一途を辿っている。
ハード・ハウス. (2007, 4月 22). Wikipedia, . Retrieved 05:43, 9月 20, 2007 from http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%8F%E3%82%A6%E3%82%B9&oldid=12076946.